相談者の方は交通事故に遭い,休業している間にまた次の事故に遭いました。
2つの事故の加害者側保険会社は互いに別の事故に主たる責任がある旨主張している状態でした。
2つの保険会社と交渉を開始しましたが、やはり、各保険会社が互いに別の事故の方に責任があると主張して解決しませんでした。そこで、訴訟を提起して主張立証をし、最終的には好条件で各保険会社と和解しました。
コメント
2つの事故により後遺障害が残存しているようなケースでは、いずれの事故にどの程度責任があるのかという別の問題が生じます。
交渉では解決し切れないことも多く、その場合には裁判をして各加害者の寄与度を決めます。長期化するケースも多いです。